長崎は和・華・蘭文化の街。
多彩な異国情緒が溢れる…
それぞれの土地には、
様々な国との深い歴史が存在し、
今も数多くの物語が続いている。
長崎の異国を
"香り"で旅する…
【インセンスシリーズ】
〜 長崎香り風情〜
インターネットが普及した現代では、
ご当地のお土産や欲しいものは何でもお取り寄せが出来きます。
世界遺産ですらそこに行かずとも簡単に見る事ができるのは本当にすごい事です。
ただどうしてもその土地の空気感や香りは感じる事ができません。
ふと香る香りに懐かしさを覚えたり、大切な思い出が蘇る事はありませんか?
香りの記憶は心を豊かにしてくる。
私共そう考えております。
長崎に訪れた思い出と共に長崎の香りを持ち帰っていただき、お香を焚きながらまた長崎の美しい街並みを思い出していただけたらと思い、
2021年5月、小売店舗リニューアルに伴い発売をさせていただきました。
長崎はよく和華蘭文化と言われますが、それぞれの町にたくさんの特色がございます。
そしてその町の香りがあると思います。
各地域のイメージに合う香りを、その町の方々と一緒に発信していけたら...と思います。
既存の香り...
「大浦」 「丸山」 「稲佐」 「飽の浦」
こちらに加え、この度
「館内」を発売いたしました。
「館内」-KANNAI-
「館内(かんない)」は、元々中国から来た人たちが住んだ「唐人屋敷」の敷地にございます。
今でも町を歩くと、唐人町の名残があちこちに残っています。
ランタンフェスティバル期間中開催される四堂巡りも有名です。
石畳と中国風の建物…
和・洋・中が混じり合う独特の景観と風情が残ります。
その趣に沿って、香木系のやわらかな重厚感と香水のような澄んだ華やかさを兼ね備えた香りが特徴です。
「大浦」-OURA-
「大浦(おおうら)」は、国宝の大浦天主堂や長崎孔子廟中国歴代博物館など
長崎の独自文化の形成に大きな影響を与える史跡が残る場所です。
そのイメージに合うように澄んだ甘みの中に神秘的な印象が残るよう調香しています。
「丸山」-MARUYAMA-
「丸山(まるやま)」は、かつては日本三大花街と言われておりました。
現在でも言わずと知れた長崎を代表する繁華街です。
当時を偲び、洋菓子のような程よく甘い香りに調香しています。
「稲佐」-INASA-
「稲佐(いなさ)」は、長崎を一望できる新三代夜景として知られます稲佐山がございます。
地元の方であれば遠足などでも訪れることもあるかと思います。
展望台から見える長崎の美しい街並みと豊かな自然をイメージし、
深みと渋みの中に爽やかな甘みと上品さが聞き取れます。
「飽の浦」-AKUNOURA-
「飽の浦(あくのうら)」は、造船の街としての長崎を表現しています。
明治42年、日本で初めて建設されたジャイアント・カンチレバークレーンは有名です。
長崎の美しい海の景色を想わせる透明感のある香りが特徴です。
【パッケージについて】
長崎市内にはそれぞれの地域に異国の文化を感じさせる街並みがあります。
それを一つのパッケージに落とし込むのは大変難しいことです。
長崎市に生きる私達の共通の思いを考えた時に、
被爆地としての平和への想いに行き着きました。
こちらのパッケージには長崎市に寄贈された折り鶴の再生紙が使用されています。
それを長崎のお土産として持ち帰っていただくことで、
世界の皆様の平和への祈りを私達がしっかりと受け取り、
更に平和の尊さを発信している証にもなると考えました。
こちらの小箱はサスティナブル仕様となっておりますので、
お香を焚き終わりましたら是非小物入れとしてもご活用ください。
その街でしか手に入らないお香が増えることで、
その街に訪れる機会が増えるきっかけとなれたら幸いです。
スタンプラリーのように長崎のあらゆる観光地を巡っていただき、
その風景とともにその土地の香りを持ち帰っていただけたらと思います。
それがそれぞれの街の活気につながってくれることを期待しています。
インターネットでの販売に関して、お問い合わせも多くいただきますが、
インセンスシリーズ「長崎香り風情(ながさきかおりふぜい)」に関しては、
県下実店舗のみの販売とさせていただいております。
商品としての販売だけを考えれば、
ウェブ上で販売する事にメリットがあるかと思います。
ですが、こちらのお香は長崎でしか購入出来ないお品として定着できたらと思います。
長崎を巡り、その思い出と共に持ち帰っていただき、
お香を焚きながら是非お友達やご家族に土産話をしていただけたらと思います。
長崎の皆様には故郷の香りとして、
大切な方にお贈りいただき、長崎の香りを共有いただけたらと思います。